ANA
の機内では、CAさんが様々なサービスを提供していただきますが、プレミアムクラスでは実に丁寧な心遣いをいただきます。
6月2日にCAさんからお声掛けをいただいた話題を載せましたが、同じ日の新千歳から関西まで利用したANA
1716便でも、いろいろと話のお相手をしていただきました。
特にこの便の機材B767は、所要時間が2時間強もあるのに、プレミアムクラスの座席数は10席だけ。
そのうえ搭乗率は50%で、たった5名です。
その担当CAさんは2名(CPを含む)いらっしゃいますから、時間的にも人員的にも充分過ぎるくらいの応対をしていただけます。
いかに人知れず慎ましやかに修行をしようと思っても、たった5名の対象者なんですから、搭乗者名簿の前便搭乗記録で修行僧だと一発でバレてしまいます。
本当にバレていたかどうかは判りませんが、R1担当のCAさんが集中的に何度もお声掛けくださいました。
プレミアムデリの食後にも「お飲み物のお代わりはいかがですかぁ。」から始まり、「そろそろ岩木山が見えますよぉ。」とか、「景色はお楽しみいただいてますかぁ。」など頻繁にお気遣いをいただいて…。
ヘッドホンをしているときは、わざわざ視界に入るように隣の席にまで一歩踏み込んで、こちらの要望をお伺いに来ていただきます。
そこで以前から確かめたいことがあったので、「ちょっとカルトなことをお聞きしますが…。」と切り出して、お尋ねしてみました。
その内容は、お昼頃の太陽が高い位置にある時間帯に、窓から太陽が望めるかどうかというものです。
CAさんのお返事では、飛行機の窓は小さくて、座った状態の視線位置からしても上空を見上げるような位置には設置されていないので、おそらくは無理でしょうとのコトでした。
なんでそんなことを尋ねたのかというと、今年7月22日の皆既日食の時に、地上からの観測だと天気に左右されるので、飛行機に乗って機内から見てみたいと思っていたからなのです。
せっかく皆既日食状態の太陽を期待して現地に行っても、雨や曇りでは時間と費用の無駄遣いになってしまいます。
ですから、その時間帯にその地域を飛行する便に搭乗すれば、天気に左右されない雲の上から見られるんじゃないかと考えたんです。
でも、窓から太陽が見えなければ、この方法も何にもなりませんからねぇ。
ANA
では、チャーター便の予定があるようですが、そのページにも「《ご注意ください!》飛行時間中は、太陽が高い位置にあるため、機内から皆既日食はご覧いただけません(太陽は見えません)。あらかじめご留意の上ご参加ください。」と明記されています。
飛行機が旋回するときに、偶然にも自分の座った方向に太陽があるなど、よほど運が良くないと機内からは見ることはできないようです。
でも「日食のため機外が暗くなるとともに、地平線に近い部分が光輝く光景をご覧いただける予定です。」と同じページに説明されているので、地上では見ることができないような光景を天気に左右されずに楽しめることは間違いなさそうです。
そんなカルトな話題にも、嫌な顔ひとつせずにお付き合いしていただけるんですから、CAさんって大変なお仕事です。
あまりCAさんを困らせないよう、目立たず慎ましく修行に励みたいと思います。
◇これまでの修行成果 合計で37074PP
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