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2009年11月22日 (日)

JALとANAの修行比較(その2)

修行は、上級会員になるためのポイント等を、如何に都合よく貯めるかが命題です。

JALの場合は、FLY ON ポイント50000ポイント貯めるか、50回搭乗かつ15000ポイント貯めることが必要です。

ANAの場合は、プレミアムポイント50000ポイント貯めることが必要です。

この点でも違いがあってシンプルなのはANAですが、さらに次の点でも違いがあります。

このポイントは、それぞれフライトマイルを基準にして積算されます。

フライトマイルは、長距離路線のほうが料金に対して多く貯まる傾向にありますから、修行は長距離路線を狙うと効率的です。

早期予約割引運賃普通席がコストパフォーマンスに優れますから、先得旅割といった系列の運賃を利用するのが常套手段です。

しかしSIOUXの場合は、仕事で飛行機を利用することなんて一切ありませんから、全フライトがプライベートです。

費用も辛いですが、何よりも修行のための時間を作り出すのが最大の難関でした。

さらに、仕事の都合は前日終業にならないと確定しませんから、予約した便に本当に乗れるかどうかも微妙でした。

ですから、少しでも搭乗回数日数を少なく、予約変更可能な運賃で修行したいという思いがありました。

予約変更可能な料金には、通常運賃と同じフライトマイル100%積算されるビジネスきっぷがありますので、これを多用しました。

それに、1日当たりのフライトマイルを稼ぐために、アッパークラスシートも利用しました。

JALの場合は座席が3クラス制で、普通席100%クラスJ110%ファーストクラス150%フライトマイル積算されます。

ANAの場合は2クラス制で、普通席100%プレミアムクラス150%フライトマイル積算です。

150%積算されるアッパークラスシートを利用する時に、大きな違いがあるんです。

それは、就航路線便数設定です。

JALファーストクラスは、羽田-伊丹こそ全便に設定されていますが、他には羽田-福岡羽田-新千歳にしかなく、しかも限られた便にしか設定されていません。

ほとんど路線便にはクラスJの設定はありますが、フライトマイル110%しか積算されません。

対してANAは、ほとんど路線便プレミアムクラスの設定があり、もちろん長距離路線である羽田-那覇にも設定されています。

狭い普通席で修行するのに比べて、ゆったりしたプレミアムクラスの修行は、疲労の少なさも影響して、意欲の維持に役立ちます。

これが大きな違いです。

両方の修行を終えた感想では、ANAの方が早く目的を達成できた感があります。

多少の費用覚悟の上で、上級会員早くなりたい方は、ANA選ぶことをお奨めします。

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