旅をする場合は、自家用車で出かけない限り、必然的に公共の交通機関に乗り合いで出かけることになります。
最近の世の中は、なぜか喫煙者に厳しい時代となりました。
飲酒には相当寛容にもかかわらず…です。
個人の健康に対する影響は個人責任ですのでともかくとして、公共の場における他人に対する影響は飲酒者の方が、他人を直接的に生命の危機に晒す場面が圧倒的に多いのに…不公平な話です。
社会に対する愚痴は、これくらいにして…。
公共交通機関において、新幹線は喫煙者に対して優しい乗り物です。
なぜって?…それは、最新車種のN700系においても、移動走行中でも利用できる喫煙ルームが完備されているからです。
その他の旧車種でも喫煙席が残されており、それ以上に優しい設定が残されています。
だからこそ、喫煙者は新幹線を利用して移動するときには、より便利に施設が利用できるように研究しなければなりません。
最新のN700系における喫煙ルームは、普通車は3号車(博多寄り)、7号車(東京寄り)、15号車(博多寄り)、グリーン車は10号車(東京寄り)の合計4か所に設置されています。
喫煙者は、座席指定券を購入の際に希望すれば、喫煙ルームの近くの座席をアサインしてくれます。
10号車を除く3か所は普通席車両に設置されているのですが、唯一1か所だけは10号車のグリーン席車両に設置されています。
しかし、現実には利用者の座席クラスをチェックされるようなことは全くありませんので、誰でも利用することが可能です。
誰でも公平に4か所の喫煙ルームを利用できるのです…が、実は…公平ではない部分がひとつありました。
それは窓の数です。
3号車や15号車の利用経験はないので検証できていませんが、7号車の喫煙ルームには窓がひとつしかありません。
対して、10号車の喫煙ルームにはアッパークラスの威厳を保つためか窓がふたつあります。
同じ利用をするのなら、圧迫感の少ない10号車の喫煙ルームを利用したいですよね。
そのためには、グリーン車利用ならもちろん10号車を、普通車利用なら11号車を希望して座席指定することをお勧めします。
反対に嫌煙者は匂いも気になるでしょうから、これらの状況を踏まえて意識して自発的に避けて座席指定を希望する方法をお勧めします。
喫煙者も嫌煙者も、志向の違う利用者としてお互いに気を付け合って、同じ列車を気持ちよく利用できる努力をするべきですね。
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