北陸の温泉を訪ねる2泊3日の旅(その12)
泊まった部屋をよく探検しないうちにバタバタしてしまったので、落ち着いてゆっくり探検してみましょう。
アサインされた離れ部屋は、和式旅館の典型的な様式を保った立派な造りでした。
部屋は確かに古いですが、昔ながらの趣向を凝らした装飾が其処彼処にあります。
玄関の引き戸は桟に飾りのある昔風の薄い硝子戸で、開け閉めするとガラガラと音がする(してしまう?)タイプです。
玄関で下足を脱いで上がると、正面には飾り襖がありました。
踏み込みの間と本間との欄間は、立派な彫刻が施されたものでした。
天井と壁の境は面取りがされていて、凝った造りでした。
至るところに古き良き日本建築の様式が見られる良い部屋でしたよ。
でも、単に古い昔の様式の部屋であるだけじゃなかったんです。
そこに、この宿の心意気があるんでしょうね。
この続きは、また今度のお話に。
伝統旅館のぬくもり 灰屋
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