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2011年5月26日 (木)

北陸の温泉を訪ねる2泊3日の旅(その10)

見知らぬ土地の病院での休日時間外診療を受けて宿に戻ったのは、もう19時を過ぎた頃でした。

到着して早々に病院に走ったので、当然ながら食事はまだ済んでいませんでしたが、今からの食事では提供時間も終わってしまうだろうと思い、食事は遠慮する旨を申し出ました。

すると、仲居さんは「お取り置きをしてあるので、お食事場所にどうぞ」と快い返事でした。

食事の取り置きのためだけに、別の客室を確保してくださっていたのです。

食事個室へ向かう途中の廊下にも庭がありました

でも、娘はまだぐったりしているので、部屋で寝かせてやらなければなりません。

当然、部屋にひとりぼっちにはできないんです。

それで、連れ合いと交代で娘を看るため、別室の食事個室に2回の配膳をしていただくことになりました。

当日の献立

この間、娘にはお粥などの気使いを言ってくださいましたが、とても食べられる状況ではなかったので、ありがたいながらお断りをしました。

この日はゴールデンウィーク真っ只中の繁忙期ですし、他の担当部屋との兼ね合いや時間帯を考えると、見るからに目が回るほど忙しそうです。

こんな時でも、本来なら1回で済むはずの配膳を、面倒なことに2回に分けてお世話になりました。

この配慮には、ただただ感謝です。

こんな面倒な客にも嫌な表情を見せずにお世話をいただいて、本当にありがたく思いました。

交代で食事を済ませて、その夜は早めに休むことにしました。

この続きは、また今度のお話に。


伝統旅館のぬくもり 灰屋

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