城崎温泉の味わい方(その2)
玄関から館内に入ると、右側に帳場がありました。
靴を脱ぎ、上がってチェックインをします。
この帳場の向かい側、つまり玄関の左側には、こんな風にディスプレイされています。
ここは、ギャラリー?資料展示室?
ここにも、座れるスペースがあればいいなと思いました。
チェックインを済ませると、部屋まで案内をしてもらいます。
基本構造は古い建物のままの様子で、階段や廊下は入り組んでいます。
まずは玄関正面の階段を上がりますが、その傾斜はかなり急な階段です。
リニューアル時に多少は傾斜角を緩くしているのかもしれませんが、古い日本建築に特有の急傾斜の階段です。
間取りを維持しようと思えば、階段の傾斜を緩く変更するのは難しいと思います。
そういう意味で、構造的なバリアフリーの対応は極めて困難だと思いますので、人的な介助でバリアフリー化するしかないでしょうね。
援助を求める側が気後れせず、それを旅の思い出、旅館スタッフとのコミュニケーションと好意に感じることができるなら、それもひとつの方法だと思いますが、万一の事故などの安全性を考えると、実現は難しいのかもしれません。
2階は、さらに奥に廊下は続きますが、正面は中3階(2.5階)に上がる階段、脇には中2階(1.5階)に降りる階段に別れ、さらに折り返して1階にある貸切風呂へと続く階段があるという、とても複雑な構造です。
上の写真位置で折り返しの階段を昇ると、アサインされた部屋のある3階へ上がります。
この複雑な廊下と階段の配置も、和式旅館の特徴ですよね。
非常口は玄関ですと説明がありましたので、避難経路は1系統しかないことが判りました。
一畳分ほどの入口と踏込の間があり、小さな冷蔵庫やポットが置かれていました。
右側にはお手洗い、左側の格子戸の奥が客室のようです。
それでは、室内に入りましょう。
この続きは、また今度のお話に。
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