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2012年3月23日 (金)

城崎温泉の味わい方(その2)

玄関から館内に入ると、右側に帳場がありました。

靴を脱ぎ、上がってチェックインをします。

靴を脱いで帳場(フロント)でチェックイン

この帳場の向かい側、つまり玄関の左側には、こんな風にディスプレイされています。

ここは、ギャラリー資料展示室

ここにも、座れるスペースがあればいいなと思いました。

木炭をメインにアンティーク系のディスプレイがされていました

チェックインを済ませると、部屋まで案内をしてもらいます。

基本構造は古い建物のままの様子で、階段廊下入り組んでいます。

まずは玄関正面の階段を上がりますが、その傾斜はかなり急な階段です。

古い日本建築に特有の急な階段

リニューアル時に多少は傾斜角を緩くしているのかもしれませんが、古い日本建築に特有の急傾斜階段です。

間取り維持しようと思えば、階段傾斜緩く変更するのは難しいと思います。

そういう意味で、構造バリアフリーの対応は極めて困難だと思いますので、人的介助バリアフリー化するしかないでしょうね。

援助を求める側が気後れせず、それを旅の思い出、旅館スタッフとのコミュニケーション好意に感じることができるなら、それもひとつの方法だと思いますが、万一の事故などの安全性を考えると、実現は難しいのかもしれません。

複雑に入り組んだ廊下と階段

2階は、さらに奥に廊下は続きますが、正面は中3階(2.5階)に上がる階段、脇には中2階(1.5階)に降りる階段に別れ、さらに折り返して1階にある貸切風呂へと続く階段があるという、とても複雑な構造です。

上の写真位置で折り返しの階段を昇ると、アサインされた部屋のある3階へ上がります。

この複雑廊下階段の配置も、和式旅館の特徴ですよね。

非常口は玄関ですと説明がありましたので、避難経路1系統しかないことが判りました。

部屋の踏み込みには格子戸がありました

一畳分ほどの入口と踏込の間があり、小さな冷蔵庫ポットが置かれていました。

右側にはお手洗い、左側の格子戸の奥が客室のようです。

それでは、室内に入りましょう。

この続きは、また今度のお話に。


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