JAL株式再上場でANAとお得度を比べてみた
19日、JALの株が再上場されました。
初値は3,810円で、売り出し価格の3,790円を20円上回った後、一時3,900円を超える勢いでしたが、20日の終値は3,845円に落ち着いています。
JALやANAの株主には、株主優待券を目当てにした個人投資家が大勢います。
株主には株主優待券が配られますが、この視点からお得度をJALとANAとで比べてみましょう。
例えば、手元に100万円あるとします。
この100万円でJALの株は何株買えるのかというと、今日の終値は3,845円なので100株単位で200株です。
対して、ANAの株は今日の終値が176円なので、1,000株単位で5,000株買えます。
JALの株主優待券は、200株だと1枚だけしか配られません。
対して、ANAの株主優待券は、5,000株なら4枚配られます。
同じ100万円でJALなら1枚、ANAなら4枚が配られるという計算。
JALとANAの同一競合路線の普通運賃は同額で、それが半額になるワケですから、株主優待券の枚数が多いANAの方がお得というワケです。
JAL株は3年以上保有者は、300株~999株の場合は1枚追加となりますが、ANAに勝る枚数になることはありません。
この視点からでは、JALに軍配は上がりませんね。
今後、JALの株価が大幅に下落するか、株主優待券が高額で転売できない限りは、株主優待券ならANAということになりそうですね。
株式は、差額益や配当金など、お得度には様々な要素が絡んできますので、単純には比較できませんが、貧乏人が恩恵を受けるのは株主優待券くらいですからねぇ。
ちなみに、今月末時点では、まだJALの株主には株主優待券は配られませんので、実際には来年3月末直前の株価じゃないと判断できないんですけどね。
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