今回のフライトでは、機内販売を利用する目的がありました。
ドリンクサービスが始まったので、“降りるまでで良いので機内販売を利用したい”旨をCAさんにお願いをしておきました。
ドリンクサービスは順調に進んでいる様子なので、余裕で機内販売の対応をしてくれるものと思っていました。
ところが・・・急いで猛スピードで飛んでいるもんだから、離陸後20分ちょっとで伊勢湾の上空にまで到達していました。
そろそろ高度を下げ始め、紀伊半島に差し掛かると、間もなく着陸態勢に入るのが普通です。
しかも、西に進むに連れて、どんどん雲が広がり始め、少しずつ振動のような揺れを感じるようになりました。
ピンポーン・・・インターホン(?)でコックピットからCPさんに連絡があったようです。
空かさずにポーン、ポーン、ポーン、ポーンと4回のチャイムが鳴り、着席の指示がされました。
CAさんはドリンクサービスを終えると、足早に横を通り過ぎて定位置に着席されました。
あの・・・機内販売は?・・・それどころじゃありませんよねぇ・・・。
外を見ると、鍋の底が抜けたように吹き降ろすダウンバーストと思われる雲の柱があり、そこを大きく迂回して着陸態勢に入るようです。
赤青メガネ用や平行法用横並びの立体画像に切り替えるには、3Dオプションをクリックして
赤/シアンやサイド バイ サイドに設定を変えてください。お好みの立体視に変更可能です。
機内放送で、最終の着陸態勢に入ること、機長の指示で客室乗務員も着席することが告げられました。
こりゃ、機内販売は諦めたほうが良さそうですね・・・。
この日の奈良県の上空は大荒れの様子で、大雨洪水警報も出ていたようですね。
ヤバそうな雲を迂回してしまえば、あとは安定したフライトに戻り、いつもより若干南寄りから生駒山系を廻り込んで、伊丹へのアプローチ態勢に入りました。
南からの風でRWY14Rへの着陸を期待しましたが、通常どおりのRWY32Lへ着陸し、13番スポットに駐機したのは、定刻より5分遅れにまで回復していました。
ベルトサインが消えた後、CAさんが席まで来て声を掛けてくれて、機内販売の対応をしてくれました。
買ったのは、これ。
このボトルを買えるかどうか、ずいぶんとヒヤヒヤしましたよ。
半ば諦めていただけに、到着後に対応してくださったことが、とてもうれしく感じました。
支払いは、もちろん10%引きになるANAカード (SFC)で。
降機する列に並ぶビジネスマンから投げられる視線が、ちょっとうれしい瞬間でした。
今回の日帰り遠足は、タイトなスケジュールで慌しかったし、招待をいただいたJAL国際線新商品発表会に出席できなかったのは残念でしたが、念願の東京スカイツリーを観ることができたし、機内販売も利用できたので、とても満足な遠足でした。
あ~おもしろかった!
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