惜別のトワイライトエクスプレス(第7章 最後の晩餐)
トワイライトエクスプレスと言えば、フルコースのフランス料理を食堂車で食べたい!っていうのが憧れですよね。
列車のコンセプトからすれば、食堂車のディナーコースが本来的には基本だと思います。
次いで、自席で食べる日本海会席御膳をイメージします。
どちらも、豪華さを前面に押し出した夕食です。


ところが、この夕食は、乗車の5日前までに食事券を購入しなければなりません。
せっかく2日前になって幸運にもきっぷを手配できたんですが、残念ながらディナーを手配することはできませんでした。
で、車内で確保できた夕食は、これでした。
ん・・・風呂敷包み?お弁当ですか・・・。
でも、ただのお弁当ではありません。
じゃじゃぁ~ん!
トワイライト特製二段重です。
その名のとおり2段になったプラスチックの重箱に入ったお弁当です。
蓋には、トワイライトエクスプレスのヘッドマークが描かれています。
お~っ!トワイライトエクスプレス特製だぁ。
それでは、中を見てみましょう。
美味しそうでしょ?
ご飯は、たこの炊き込みご飯です。
おかずは、牛肉の甘辛煮、煮物、焼き魚、出汁巻きなど、幕の内弁当な感じですが、たこ足の煮物が特徴的ですね。デザートの甘味も入っていましたよ。
お味は、ちょっと濃いめですね。
・・・でもね、冷たいんですよ、全てが・・・。おかずも、ご飯も。
確か・・・車内で販売しているお弁当は、食堂車で調製してるんじゃなかったっけ?
ふと、解いた風呂敷をよく見ると、こんな表示シールが貼られていました。
は?淡路屋・・・。これ駅弁なん?
そっかぁ~、淡路屋なら、この中身で納得ですね。
乗車4日前までの予約も受け付けているようですが、車内での当日購入に応えるとなると、積み込む数も難しいでしょう。
以前は、食堂車で調製の幕の内弁当で、温かみもあって美味しかったんですが、少し残念ですね。


何にせよ、この夕食がトワイライトエクスプレスで味わう最後の晩餐となるのは、間違いないでしょう。
さ、お腹も満たされたし、少し横になりますか・・・。
この続きは、また今度のお話に。







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