ＪＡＬで行くＪＡＬ見学会２０１５（第２話 気持ちの良い青い空を赤い翼で飛ぶ）

ラウンジを巡ったところで、ぼちぼち搭乗の時間になったので、１８番ゲートに向かいます。

といっても、搭乗口はラウンジを出た右前方、すぐ目の前です。

まず、事前に乳幼児連れや支援が必要な人の搭乗の後、ダイアモンド・プレミア会員の優先搭乗があります。

その後、一般の搭乗となりますが、この日は満席に近いため、混雑緩和の措置として３０番以降の後方座席が先に搭乗となりました。

４５Ａの座席を指定していたので、このタイミングで改札を通りましょう。

改札機では、前の人の確認音とは明らかに違う音が鳴って、液晶画面にＪＡＬグローバルクラブ（ＪＧＣ）のロゴが表示されます。

空かさず係の人から「いつもご利用ありがとうございます。」と、前の人とは異なる言葉でお声掛けをいただきます。

そうです。ＪＧＣ会員は、改札時の確認音が違うのです。

ＪＧＣ会員と言えば、本来は多頻度利用会員（ＳＩＯＵＸは似非多頻度ですが・・・）なので、“いつも”という言葉がつくんですね。

ほんのちょっとのことですが、これもＪＡＬのおもてなしの形です。

これを心地よいと感じる人がいる限り、ＪＡＬはこのようなサービスをやってくれるのです。

これ見よがしに媚びていていやらしいと、否定的な表現で羨ましがる人もあります（笑）が、このサービスに憧れてＪＧＣ会員になりたいと思う人がいれば、ひとつの商品としてのＪＧＣにも価値があり、その広告宣伝効果があるといってもいいでしょうね。

同様に、ダイヤモンド・プレミア会員もさらに別の音が鳴って、特別の声掛けがあるのだと思いますが、ＳＩＯＵＸは経験もなければ、客観的に目にする機会もなかったので、その実際は知りません。

機内に入ると・・・あれ、黒い。（笑）

予約時はもちろん、その後の案内でもＪＡＬ ＳＫＹ ＮＥＸＴの表示はなかったので、機材変更があったのでしょうか。

座席の変更はなかったので、同機種別個体への変更なのだろうと思います。

新シートですが、Ｗｉ－Ｆｉサービスの案内も説明書きもありませんでした。

新シートのみ装着済みで、Ｗｉ－Ｆｉシステムは未装着の改造途中なのかもしれませんね。

ＪＡＬ１０６便（ＪＡ６０２Ｊ）は、定刻より１～２分遅れてプッシュバックされ、１８番スポットを離れます。

安全に関する説明の上映途中で、後ろの席にＣＡさんがご用を伺いに来られたようですが、座席の主は呼んでいないとの会話。

パッドらしきものでボタン周りが嵩上げされているコントローラーでしたので、形状などの設計上の不具合で誤押下が多いんだろうと思います。

今後の改良に期待ですね。

トーイングの地上スタッフが手を振って見送りをしてくださった後、ＲＷＹ３２Ｌから離陸しました。

歯車のマークをクリックして設定を変更すると、赤青メガネ用や平行法用の立体表示にできます。

低めの雲を抜けると、とても気持ちがいい青空です。

良いフライトが楽しめそうですね。

ベルト着用サインが消えると、いよいよドリンクサービスです。

誰にでも無料で提供することは無駄が多いとして、昨今はＬＣＣを中心に有料への流れになっていますが、飛行機と言えば機内食やドリンクが無料ってのが代名詞だと思っているオヤヂ世代にとっては、ＬＣＣのシステムはどうも馴染めません。

ＳＩＯＵＸは、いつもフルサービスキャリアを必ず選んで飛ぶことにしています。

ドリンクサービスは、ＪＡＬならではのオリジナルドリンク、キウィ味のスカイタイムをいただきました。おいし～。（＾＾）Ｖ

窓の外は雲上快晴。

地上の地形や雪を頂くアルプスの山々も綺麗に眺めることができます。

窓の景色は、目が回るほどビュンビュン横切る新幹線よりも、ゆったりと流れる景色を眺めながら寛げるところも、飛行機の良いところですね。

それに、トンネルもありませんしね。（笑）

機窓からの富士山は、真っ白くそびえ立ち、雲を突き抜けた雄姿を見せてくれました。

それに、久しぶりのブロッケン現象も見ることができて、とても楽しいフライトでしたよ。

飛行機に乗ると、こんなに楽しい空の旅ができるのに、どうして寝てる人が多いのか不思議でなりません。

羽田のＲＷＹ３４Ｌに着陸後は、１４番スポットに２分遅れで駐機しました。

さて、到着した第１ターミナルから、見学会の集合場所がある国際線ターミナルに移動しましょう。

この続きは、また今度のお話に。