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2015年11月25日 (水)

京都丹後鉄道「丹後の海」のトリビア

先日来より、京都丹後鉄道の水戸岡デザインによる特急車両丹後の海」の記事連発しています。(笑)

久しぶりの鉄分たっぷり記事なんですが、ついでにトリビア話題掲載したいと思います。

鉄オタじゃない人は、面白くもなんともない内容ですので、悪しからずお許しください。

さて、丹後の海は、KTR8000形リニューアルしたものですが、現在は1編成2両しかありません。

車番は、KTR8011KTR8012です。

KTR8011は、運転席の横にフリースペースがあり、車体側面にはひと際大きな展望窓があることが特徴ですが、トイレありませんので、乗降ドア連結面真横にあります。


KTR8011      丹後の海      KTR8012 
Tangonoumi

KTR8012は、フリースペースありませんから、車体側面の窓の大きさ揃っていますが、連結面真横トイレがあるので、その分だけ乗降ドア中寄りにあり、屋根には水タンクが出っ張っているのが特徴です。

さて、今回のトリビアは、この写真から始まります。

Dscf0982a

京都駅に顔を出した初日奇数日の11月21日は、3・4号車増結されて4両となった特急はしだて編成2号車(丹後の海)と3号車(従来車)の連結部です。

貫通扉は、正面中央から左右両側に開く2枚扉タイプですが、センターにあるエンブレムは、中央分かれずに形を保ったまま手前の貫通扉付いていますね。

これは、エンブレム割れることを嫌ったんだと思いますが、2枚の貫通扉のうち先に開く運転席側にエンブレム取り付けてあるんです。

そして、この車両のスカート部分には車番KTR8011と書かれています。

そうです、フリースペースがあり、大きな展望窓が特徴の車両です。

2号車自由席車両で、他の車両連結されています。

必然的に、1号車指定席車両で、KTR8012ということになります。


京都← 2号車 自由席 KTR8011    1号車 指定席 KTR8012 →綾部
Tangonoumi

続いて翌日の偶数日である11月22日の丹後の海は、特急まいづる編成5・6号車として運用されていますが、その5号車(丹後の海)と4号車(従来車)との連結部が、この写真です。

Tangonoumi20151122amrun

4号車(従来車)も運転席の横に大きな展望窓がありますが、5号車(丹後の海)も運転席の横には大きな展望窓がありますね。

つまり、この5号車の車両はKTR8011で、自由席車両なんです。

必然的に、6号車指定席車両で、KTR8012ということになります。


京都← 6号車 指定席 KTR8012    5号車 自由席 KTR8011 →綾部
Tangonoumir

何が言いたいかって?

鋭い人は、もうお解りでしょう。

どの日も、連結部自由席車両KTR8011担っているのです。

奇数日でも偶数日でもKTR8011側に他の車両連結されています。

つまり、綾部~京都間先頭車両後尾車両)が、必ずKTR8012なんです。

に言うと、KTR8012貫通扉開くシーンは、絶対見ることができないということですね。

解りますか?

この区間では、いつ写真を撮りに行っても、KTR8012顔しか撮れないんです。

20151121

KTR8011撮ろうと思ったら、3・4号車増結された6両編成の日は、綾部~東舞鶴間でしか撮れないんです。

3・4号車増結なし4両編成の日なら、綾部~豊岡間1編成2両だけですから、KTR8011撮ることができますけどね。

なんで、こういうことになるのか?

鉄オタなら、簡単に理解できるでしょう。

福知山駅宮津駅西舞鶴駅分岐方向を見れば、必然的に編成の向きこうなることが解ります。

だから指定席自由席位置関係が、こんな変な感じになってしまうんですよね。

3・4号車増結される場合は、編成の向き1・2号車と同じで、5・6号車だけが逆向きになります。

つまり、指定席が1号車・3号車・6号車(5号車ではないことに注意)で、自由席は2号車・4号車・5号車(6号車ではないことに注意)という、とても紛らわしい位置関係になっています。

これは、丹後の海であっても、従来車であっても、編成の向き同じで、要は、丹鉄線区内においてはKTR8000形全編成同じ編成の向きであるということですね。

ちなみに、年内平日含め毎日3・4号車増結した6両編成のようです。

以上、丹後の海トリビアでした。

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