福砂屋の五三焼カステラを買ってきました

大丸京都店へ、福砂屋のカステラを買いに行きました。

ウチは、カステラと言えば福砂屋と決めているくらい、福砂屋の大ファンなんです。

時々、食べたくなって買いに行くんですが、ラッキーなことに五三焼きがありました。

外装の包装紙も、スタンダードなカステラとは一線を画しています。

絵や文字をにぎやかに配し、鮮やかな黄色で包まれたスタンダードなカステラに対し、落ち着いたレンガ色を身に纏い、無地に朱印だけが印刷されているのが五三焼きです。

手提げ袋も同じデザインですが、包装紙も手提げ袋も、その紙の厚みは雲泥の差です。

この五三焼きは、とても人気があるため、予約をするか、開店直後に行かないと買うことが難しいんです。

思いつきで夕方にふらっと立ち寄っても、よほど運が良くなければ、なかなか手に入れることができないんです。

なぜ、そんなに人気があるのか・・・。

そんなことは、一口食べれば、一瞬で解ります。

香りも芳醇、舌触りのきめ細かさ、口解けの良さ、濃厚な味わい、後味の良さ・・・明らかです。

もちろんスタンダードなカステラで、充分な香り、繊細な舌触り、口解け、味わい、後味のすべてが楽しめます。

スタンダードなカステラで充分な美味しさなんです。

ところが、五三焼きの美味しさを知ってしまうと、今までの感動がなんだったのか・・・という衝撃的な感動が走ります。

スタンダードなカステラを食べる前に、決して五三焼きを食べてはイケません。（笑）

先に五三焼きを食べてしまうと、見劣りをしてしまって、スタンダードなカステラの美味しさを感じることができなくなってしまうからです。

それっくらい美味しい福砂屋の五三焼きを、スタンダードなカステラと一緒に合わせて、食べ比べてみてください。

ちなみに、ウチの連れ合いは、スタンダードなカステラの方が口に合うと言っていますけどね。（笑）