机の上をゴソゴソと整理していると、未だ開封していないダイレクトメールをいくつか見つけました。
どんどん順番に開けていると、おっ!と目に留まった内容のものがありました。
アメリカン・エキスプレスから、京セラの宝飾製品の展示会・・・つまり、営業というか、販促というか・・・とにかくいつもの“たぶん買わないな”とか、“こんなの買えないよぉ”的な高額商品なのですが、このDMは行ってみようかな・・・と思わせるものでした。
あいさつ状を読んだだけでは、いつもと特に変わりない感じで、展示期間中はポイント3倍という営業文句が要旨として書かれている程度です。
いくらポイント3倍でも、おいそれと宝飾品を買えるほどの余裕はありませんよぉ。
で、同封のパンフレットを見ると、会場は京セラ株式会社のゲストハウスである和輪庵。
つまり、京セラの社用のお客様を迎える迎賓館です。
普段なら関係者でないと中に入れませんから、堂々と庭を眺められるとなると、ちょっと興味が湧きますよね。
時期が桜の咲く頃で、場所は岡崎周辺となると、ちょっと行ってみたくなりますよね。
近くには、哲学の道、銀閣寺など、散策するには魅力的な界隈です。
南に下がると、南禅寺から知恩院、高台寺、清水寺へと続く王道の観光コースだしね。
しかも、高台寺圓徳院にはアメックスの京都特別観光ラウンジがあるので、ここに立ち寄るのも良いかもしれません。
そして、同封の三つ折りのチラシを見ると、事前予約で特別桜弁当を用意してくれるという説明です。
ほうほう・・・弁当が出ますか。
事前に予約ってのが気になりますが、主催側にすれば準備する数を無駄なくするためには、当然と言えば当然ですよね。
おそらく予約がなくても構わないくらいの数を準備しているのでしょうが、万一、足りなくなった場合の断りとして言い訳が立つので、このような方式を採用しているものと思われます。
弁当の料金が記載されていないので振る舞いでしょうから、ありがたくて文句なんて言えませんね。
しかし、この程度では、重い腰が上がろうはずがありません。
その時、封筒の中から、小さな紙切れがハラハラと舞い落ちました。(笑)
その紙を見た途端に、少し湧いた興味が一気に沸き立ちます。
タクシーチケットが入れられていました。
しかも3,000円分(上限)。
京都は公共交通機関が面倒くさいくらいヤヤコシイので、タクシーが利用できるんなら行く気満々です。(喜)
この企画の担当者さんは、解っていらっしゃいますねぇ。
如何に散策の目的があっても、単に会場に行くだけのためには歩きたくないのが人情ってもんです。(笑)
このタクシーチケットが1枚でも添えられていることで、集客は飛躍的にアップするだろうと思います。
肝心の商品の購入に関しては、希少価値の言い値が罷り通るような宝飾の世界ですから、よほど熟知しないと手を出せないのはワインと同じです。
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