トワイライトエクスプレス瑞風の試乗会も始まっている？

トワイライトエクスプレス瑞風の試運転の予想をその１、その２と記事にしてきました。

実は、予想の根拠を検証するために出かけた５月１３日の試運転の際、入線と同時に違和感を感じました。

ブラインドが下げられていない・・・つまり、どの窓も幕が上げられていたんです。

そして、停車に向けてスピードが落ちていくと・・・車内には、けっこうな人数の人影があったんです。

おや・・・サービスを担当するスタッフの実地研修も兼ねているんでしょうか？

ところが・・・何と食堂車では、食事？喫茶？をしている人も居るではありませんか。

お～っ！もしかして、この試運転は、試乗会も兼ねている？

もう、試乗会も始まっているんでしょうか？

この乗客たちは、招待客なんだろうか？

大口株主なのか？　それとも上級顧客？

各画像はクリックで拡大できます

実は、この日の山陰本線山家駅は、ギャラリーが３０名ほど集まっていました。

みなさん、いったいどこで試運転の情報を知るんでしょうねぇ？？？

その大勢の見物人に対して、個室の乗客は部屋を覗かれても嫌な顔ひとつせず、手を振ってくださいます。

さすが、金持ちの余裕～。

・・・それにしても、やけに愛想が良いぞ・・・。

もしかしたら、旅行代理店関係者の体験試乗かな？

場合によっては、車内でのサービスを担当するスタッフが相互で行う、乗客とスタッフとの両方の視点から行うサービスチェックなのかもしれません。

とにかく、一般の乗客ではなさそうなので、遠慮なく窓から覗かせていただきました。

人影がある個室もありますが、食堂車に集まる時間帯のためか、使われてはいるものの不在の個室もあります。

どの部屋も窓のブラインドが開けられているので良く見えますが、乗っている人は停車するとギャラリーに覗かれることを、どう感じていらっしゃるんでしょうね。

難関の抽選に見事当選し、憧れのトワイライトエクスプレス瑞風にようやく乗れた方々なら、きっと覗かれることも優越感として感じられるのだろうと思います。

仮に、今日の乗客がサービススタッフの相互チェックなのであれば、広報活動として愛想をもっと振り撒かれても良かったんじゃないかと思うくらい、食堂車に座る女性は全く見向きもせず、少しも微笑みもされない人が多かったのが気になりました。

･･･やっぱり招待客なのかなぁ・・・とも思いました。

ラウンジカーでは、和装の女性がお茶を点てている？ような仕草が覗えます。

各画像はクリックで拡大できます

いいですよねぇ～、移り行く景色を見ながらのお抹茶なんて、野点よりも贅沢な感じがします。

たぶん自分が乗ることはないんでしょうけど、ちょっとガンバれば乗れなくもないだけに、興味はあります。

次回の試運転を撮影できることを楽しみにしたいと思います。