ＪＣＢザ・クラスのメンバーズデスクが営業時間を短縮

もうひとつのブログで紹介をしている数々の会員誌。

先日、ＪＣＢの会員誌 ＪＣＢ ＴＨＥ ＰＲＥＭＩＵＭが届きました。

いつもなら、特集記事などに絡めて、ひと言コメントするんですが･･･。

今月の会員誌のインフォメーションのページには、見過ごせない内容のお知らせが掲載されていたんです。

それは、ザ・クラス・メンバーズデスク、プラチナ・メンバーズデスク 営業時間変更・自動音声サービス導入のご案内という標題でした。

ＪＣＢカードの最高峰であるザ・クラス。

最高峰でありながら、アメックスやダイナースのプラチナ級カードの会費よりかなり安く、しかも、ほぼ同等の良質のサービスを提供してくれる優良なクレジットカードです。

他のカードブランドが、従来の最高峰カードの上位に、新たな最高峰カードを新設する方式を採り、自らの最高峰カードを陳腐化するという手法であるのに対し、ＪＣＢは最高峰カードと次位のカードの間に新たな次位のカードを新設するという手法を採ってきました。

本日から受付が開始されるJCBプラチナも、これを踏襲して次位カードとして新設されましたね。

前者は、最高峰カードの会員の新たな意欲を奮起させる効果がある反面、次位のカードに貶められる不満もありました。

後者のＪＣＢは、その点では従来からの最高峰カードの会員の位置付けを大切にして、会員の信頼感を保ち続けてきたと言っても良いでしょう。

でも、昨今の状況では運営が厳しいのか、誕生日プレゼントが廃止される等、少しずつサービスの縮小が行われてきており、今回のメンバーズデスクの営業時間の短縮も、サービスの縮小として改悪されることになりました。

来年の１月２３日からは、ザ・クラス・メンバーズデスクとプラチナ・メンバーズデスクが、現状の２４時間・年中無休から、９時００分～２０時００分・年中無休となり、営業時間が短縮されます。

その代わり営業時間外は、自動音声サービスが導入されて対応してもらえるんですが、限られたメニュー内容になるので、メニュー以外の受付は翌日ってことになりますね。

ザ・クラスにはコンシェルジュデスクもあり、こちらは改悪なしで２４時間・年中無休で対応してもらえるので、心配なことを取り敢えずは聞いてもらえるため、事実上の問題はないとは思いますけどね。

会員としても止むを得ないのかなとは思いますが、こういう改悪のお知らせが目に触れると、カードに対する信頼感や安心感に揺らぎが生じてきて、優良なクレジットカードという位置付けに不安を感じるようになり、その認識が崩れるように思われて嫌気が差してくると、会員が減少するという悪循環がスタートする可能性もあります。