ダイナースクラブから重要なお知らせが届いた

ダイナースクラブからのシステム移行に関する重要なお知らせが届きました。

　

三井住友トラストクラブ株式会社に引き受けられてから、旧態依然としたＷｅｂページでしたが、いよいよ新システムに刷新されるようです。

新卒入社の新規会員を獲得する時期に備え、敢えてサービスを停止してまでシステムを移行する必要があったということですから、よほどセキュリティー上の問題があったか、大規模な効率化が行われるかのどちらかではないかと推測しています。

必ずお読みくださいという赤色文字でアピールしていますが、みなさん読んでいらっしゃるでしょうか？

　

中身は、送り状と二つ折りの簡略版チラシと２２ページの詳細版パンフレットの３つです。

しっかり読んで細かく見ると、いろいろ変更される点があるんですが、個人的に気になるのは一部を抜粋した右の写真の部分の２点くらいでした。

ひとつ目は、システム移行後は、初回のサインオンをするときに、パスワードを再登録しなければならないということ。

これって、事前にお知らせを読んで知っておかないと、困った事態に陥りますよねぇ。

あまり褒められたことではありませんが、ＩＤもパスワードもブラウザが既に入力項目を埋めているような設定にしている場合、突然に入力を要求されても思い出せないってことがあって戸惑うかもしれませんよ。

ふたつ目は、出ました・・・ポイントの改悪です。

大勢からすると大したコトではなく微々たるものですが、会員に対するカード会社の姿勢を表すのには好適なバロメーターを改悪してきました。

それはポイント対象金額の端数処理。

今までは、利用金額の総額に対するポイント付与でしたが、移行後は１件ごとの利用金額に対するポイント付与に改悪されるようです。

上の写真で解るように、以前は利用金額例の総額１９２，１００円に対して１，９２１ポイントが付与されてきましたが、移行後は１，９２０ポイントになってしまいます。

な～んだたった１ポイントだけじゃんって思うことなかれ、買い物件数が増えれば増えるほど端数処理されるポイントは貰い損ねていくワケですから、毎月何１０ポイントも減ってしまうことになる人も多くいらっしゃるでしょう。

たかだか数１０ポイントのことぐらいで・・・と思われるでしょうが、１個人に対して数１０ポイントでも、会員の数×数１０ポイントを付与しなくなるワケですから、結構な不交付利益が見込まれます。

それに、たかだか数１０ポイントだからこそ、会員に対してのサービス提供の姿勢が覗えるんです。

そんな微々たることで、会員の不信を生むようなことを実行してしまうところが問題なのだと思うのです。

でも、もしかしたら、それをしなければならないほど運営状態が厳しいという証しなのかもしれません。