昨日のトワイライトエクスプレス瑞風 山陰コース（下り）

立木駅での撮影の後、次の山家駅で長時間の運転停車をするトワイライトエクスプレス瑞風は、きっと多くの人が撮影に出向いて賑わっていることでしょう。

ＳＩＯＵＸも何回かは山家駅での撮影をしていますが、時間が長い分だけ堪能できるんですけど、子連れの場合は長過ぎて飽きてしまうため、なだめるのが大変です。

やはり憧れの列車というものは、もっと見ていたくても、通り過ぎて去って行くくらいが、ちょうどいいのかもしれませんね。

で、山家駅に停まっている間に一気に追い抜き、その次の綾部駅を通過する姿を撮影しようと思います。

特に今回は、予てから机上では構想をしていたものの、実現できていなかったある撮影方法に挑戦です。

それは、トワイライトエクスプレス瑞風と並んで走りながら撮影をしようというもの。

以前に、歩いて移動しながら撮った丹後の海（ＫＴＲ８０００形）は経験がありますが、トワイライトエクスプレス瑞風は未だに経験がありません。

そこで、ゆっくりと制限３５ｋｍのポイントを通過する綾部駅で、並走しながら撮影して、１０輌編成の全車輌を動画に収めたいと思っていました。

しかしながら、光線の向きが逆光の側からしか撮れないので、陽が射すような天気では撮るのが難しいんです。

今日のような明るい薄曇りの天気が理想なんです。

いよいよ実行のチャンスが廻ってきたのです。

結果から言うと、自分の思い描いた机上の構想では、吉美街道踏切から綾部駅構内に至り、綾部駅のホームを過ぎ、福知山方の職員用踏切まで並走するつもりでした。

ところがドッコイ、いかに静々と進入するようには見えても、けっこうスピードは速いっ！

そりゃ時速３５ｋｍなんですから、当然ですね。

綾部駅のホームまでついて行くのが精一杯でした。（笑）

３軸スタビライザーの効果は絶大で、満足のいく動画が撮れてよかったです。

予備として設置した固定カメラの動画は、トワイライトエクスプレス瑞風が綾部駅に進入する直前のタイトなダイヤでの線路やのりばの采配を動画にしてみました。

今回は欲張り過ぎで、かなり慌ただしい撮影でしたが、楽しみながら満足な成果が得られました。