本日のトワイライトエクスプレス瑞風 山陰コース（上り）

山陰コース（上り）のトワイライトエクスプレス瑞風を撮るのは、本当に久しぶりです。

時間的にも夏の１４時３８分ですから、陽も高くて影が短いのですが、車体の側面に陽が当らないのが難点です。

逆光というよりも、地面からの照り返しが強くて、車体が明るく映らないという感じでしょうか。

今回は、またまた並走して撮影してみました。

前回は、山陰コース（下り）の時に並走したのに対して、今回は、山陰コース（上り）の並走です。

制限３５ｋｍ／ｈの分岐を２基も連続して渡るため、静々とゆっくりと綾部駅を通過します。

おかげで並走も楽ですし、乗客の方々もカメラで撮っていることに気づいて、手や旗を振ってくださいます。

あと少しで旅が終わろうとする午後のティータイムでしょうから、寂しさが感じられる頃なのかもしれませんね。

さらに、逆サイドでは固定カメラで無人撮影をしていました。

本当は、２基の分岐を連続して渡る時のウネウネ感を出したかったんですが、思い描いていたフレーム枠と違い、奥の分岐が枠から切れて映っておらず、とても残念でした。

チャンスがあったら、またリベンジしたいと思います。

本日のトワイライトエクスプレス瑞風 山陰コース（下り）

史上初めての東日本から西日本に向かってくる台風１２号の影響で、いつウヤ（運転止め）の決断が下されるんだろう･･･と思っていたら、まさかの予定どおりの運行でした。

今日のロケ地は、初めての場所です。

福知山駅から西に向かった京都丹後鉄道（丹鉄）の荒河かしの木台駅の辺り。

ここには丹鉄の車両基地がありますが、ここの線路向かいの道路の土手は、丹鉄の福知山市民病院口駅からの直線を正面から狙えるんです。

以前から撮りたいと思っていた場所に、ようやく撮りに来ることができました。

それに、今回はうれしい誤算。

トワイライトエクスプレス瑞風が運転士を交代するために福知山駅に運転停車して発車の後、そのすぐ後に丹鉄の特急丹後リレー３号（ＫＴＲ８０００形　丹後の海）が発車します。

ふたつの列車は、いつもなら少々距離が開いた状態で丹後の海が追走するんですが、今日はピッタリと並走してやって来るではありませんかっ！

何というシャッターチャンス。

しかし残念なことに、カメラに対して手前が１０輌編成のトワイライトエクスプレス瑞風で、奥側が２輌編成の丹後の海･･･。

目の前での並走シーンは、完全に被っています。（泣）

こんなことなら、反対側でカメラを構えればよかったなぁ･･･残念でした。

さらに、うれしい誤算は、トワイライトエクスプレス瑞風か丹後の海の運転士さんのサービス・タイフォン。

いやいや･･･運転士さんは、むやみに警笛は鳴らしませんから、危険を未然に防ぐために撮影者に対して警告の意味で警笛を鳴らされたのに違いありません。

運転士さんに、笑顔でありがとうっ！と手を振りました。（笑）

この先、台風の影響がどのようなものかは判りませんが、ぜひ無事に楽しい旅を演出して欲しいと願っています。

トワイライトエクスプレス瑞風の実力 再びフルアクティブサス効果の検証を試みる

約半年前、トワイライトエクスプレス瑞風用の８７系気動車に搭載されているフルアクティブサスペンションの効果の検証を試みる記事を掲載しました。

結果から言うと、外観から眺めただけではハッキリと見比べることはできませんでした。

でも、それだけのゴージャスな装置を奢ったのだから、その効果を検証したいという想いは拭えません。

もちろん実際に乗車して体感すれば間違いなく解るのでしょうが、抽選にも当たらない現実では体感のしようがありません。

そこで、やっぱり外観から効果があることを検証したいと思い、場所を変えて検証を試みました。

前回は山陰本線の綾部駅を京都方面に向かう際、通過のために使用する２番線で検証を試みました。

ここでは、制限３５ｋｍ／ｈの分岐を続けて２基も通過する必要があるので、車輌の揺れ具合も大きいだろうし、きっと目視で確認できるに違いないと思ったんですが、目を凝らして見てもなんとなく違うような気がするけど、ハッキリとは判りませんでした。（笑）

で、今度は山家駅を京都方面に向かう際に、制限７５ｋｍ／ｈの分岐を通過するので、前後の曲線も含めて揺れが見えるのではないか、またスピードも出ているため揺れも大きいのではないかと推測し、映像を撮ることにしました。

今回は特に、望遠レンズを備えた動画カメラを用意し、望遠レンズによる圧縮効果で、揺れがより強調されて見えるのではないかと予測しました。

結果は、下の映像のとおりです。

上の映像はフルHDビデオ編集ソフト PowerDirector 16／360度VRビデオ編集にも対応で作成しました。

前回に比べると、判り易い映像が撮れたと思っています。

横揺れに関しては、目視での確認は難しかったのですが、レールのうねりに相応して編成がうねる様子が望遠の圧縮のおかげで顕著に見え、前照灯が上下に細かく動くか否かを目で見て比べることができました。

やはり、フルアクティブサスペンションの効果は少なからず発揮されているようです。

でも、外観から目視で確認するよりも、ぜひ乗車して体感したいものですね。

昨日のトワイライトエクスプレス瑞風 山陰コース（下り）

立木駅で撮影の後は、いつもの如く山家駅での長時間の運転停車の隙に先回りし、第四下原踏切で撮影しました。

;山家駅で撮影する人も少なく、それなりに魅力的でしたが、他の撮影者が画面に入ると気にしなければならないことが多いので、できるだけ単独で撮影できそうな場所を探して撮っています。

実は、第四踏切に到着して、撮影機材を設置した直後に別の撮影者が来られたのですが、ＳＩＯＵＸが撮影する姿がイメージした画角のフレームに入るためか、別の場所に移動をされました。

申し訳ないな…と思いながらも、ちょっとホッとしたのも正直な気持ちです。

ただ、ウチの画角の中に車両を置いたままで移動されたのは、とても残念でした。（泣）

場合によっては、列車が来る直前に目の前に割って入ってくるゲリラのようなマナー激悪の撮影者も居る中で、マナーが悪くない方で良かったです。

声を掛けてくだされば一緒にどうぞと言えるのですが、遠巻きに眺めて去ってしまわれたので、こちらからも声を掛けることはできませんでした。

さて、山家駅で追い抜いた特急きのさき５号が次の綾部駅で停車をするため、綾部駅を通過するトワイライトエクスプレス瑞風は少し時間的な間隔を開けて山家駅を発車します。

特急きのさき５号が遅れている時は、山家駅を発車後にスピードを緩めて走る場合もありますが、ダイヤどおりに逃げ切ってくれる場合は、それなりのスピードで走り抜けます。

太陽が高いため、車体の側面まで陽が当らないのが若干不満ですが、良いお天気に恵まれた撮影は無事に終了しました。

でも、ちょっと暑過ぎですね。

ちなみに撮影したこの日は、舞鶴の気温が３８．２度で全国トップでした。

気温って百葉箱の中の日陰の温度だから、日向の温度はもっとあったんでしょうね、きっと。

本日のトワイライトエクスプレス瑞風 山陰コース（下り）

昨日の山陰本線のみを運行する２泊３日コースに続いて、本日は山陰コース（下り）です。

豪雨の影響に悩まされながらも、運行を続けてくださっていることをうれしく思います。

さて、今回も立木駅での撮影になりました。

山家駅の長時間の運転停車も魅力的ではありますが、動画の場合は、どうも間が持たないので、時間を持て余してしまいます。

その点、立木駅は、列車交換のために停まってくれるし、待ち合わせの時間も２～３分とわずかです。

時間的な効率は良いんですが、ただ、撮影する側の立場だと、なんせ慌ただしいです。

立木駅の出発の後、すぐさま撤収をして、次の撮影に向かいますからね。

いつもこんな風にして撮影してるんですよ…と舞台裏というか、設置から撤去までの一部始終を完全ノーカットでメイキング風な動画を紹介しました。

編集が少ない分だけ動画の作成は楽でしたが、４台マルチ画面にしたので、目にうるさい感じでしょうかね。

次回は、また違った工夫ができるといいなと思います。

本日のトワイライトエクスプレス瑞風 山陰本線のみを運行する２泊３日コース

平成３０年７月豪雨で、山陽本線を経由する運行ができないため、特別なコースとして山陰本線のみを運行する２泊３日コースが設定され、１日目は山陰コース（下り）の１日目のスケジュールに準じて、２日目・３日目は通常の山陽・山陰コース（周遊）で運行されました。

３日目に当たる本日の運行は、慣れた山家駅で撮ろうと準備をしました。

定刻に道を譲る快速が２番のりばに運転停車。

さぁ来るぞっ！と待ち構えたものの、肝心のトワイライトエクスプレス瑞風はやって来ません。

撮影機材を一旦止めて、無駄なメモリを喰ったファイルを削除して・・・。

実は、この時間が一番危ないんですよね。

機材のスタンバイを解いている時に限って、突然やって来たりするんだから・・・ね。

結局、約１２分遅れて姿を現しました。

後から情報をいただいたんですが、どうやら福知山で車両の点検を行った様子です。

福知山で待ち構えていた撮影者は、運転士交代の２～３分停車だけの予定が思わぬ時間延長で、ゆっくりと撮影ができたでしょうね。

北近畿ビッグＸネットワークの不思議な乗継料金

乗車運賃と特急料金、そして所要時間についてご紹介しましたが、今回は、もうひとつの不思議な・・・と言っても、特例を含めて規定どおりに計算された料金なのですが、直感的な発想とは異なるような不思議な乗継料金について、ご紹介しましょう。

福知山で乗り換えても１列車とみなして通算距離での特急料金になることは良く知られているのですが、福知山線経由よりも山陰本線経由の方が安い料金になることや所要時間が短いことは意外と知られていません。

さらに今回にご紹介するのは、新幹線との乗継料金です。

説明をしやすい列車を選んで、ご紹介しますね。

城崎温泉から新大阪に向かう場合、みなさんなら福知山線で大阪を経由して新大阪へ行くことを発想されるのが普通でしょう。

その際、城崎温泉を１６時３１分発の特急きのさき２０号を利用することを想定しましょう。

特急きのさきは京都行きですので、相互乗り換えができる福知山で福知山線経由の特急こうのとり２４号に乗り換えて新大阪に向かう場合、通算距離の特急料金が特例適用されて指定席特急券は２２５０円で済みます。

乗車運賃は１８７．５ｋｍで３３５０円なので、合計５６００円です。

所要時間は乗り換え時間を含んだ場合、３時間１３分かかります。

福知山で乗り換えずに、そのままで山陰本線を経由して京都へ向かっても、指定席特急料金は２２５０円で同額になり優位性が無くなってしまいます。

乗車運賃は１９７．０ｋｍで３６７０円で合計は５９２０円となり、比較して高くなりました。

所要時間は乗り換え時間が短くて済むので、３時間６分と若干早く着きます。

料金面では、山陰本線で京都を経由する優位性が無くなってしまったと思ったんですが、最後にとっておきの裏技（あくまでも規定どおりの表技なのですが…）がありました。

実は特急料金は、新幹線に乗り継ぐと半額になる特例があるのです。

つまり、京都から新大阪までは、新快速に乗るのではなくて新幹線に乗るのです。

え？新幹線は高いだろうって？

いえいえ…これも特例で、１駅間の新幹線自由席特急券は安く、京都～新大阪は８６０円なんです。

つまり、１７４０円以上の特急券が必要な場合は、新幹線に乗り継いだ方が安くなるんですね。

これを利用すると、特急きのさき２０号の指定席特急券は半額の１１２０円（１０円未満切り捨て）になり、新幹線自由席特急券の８６０円を足しても１９８０円に安くなります。

これで、特急料金が１９８０円、乗車運賃が３６７０円で合計５６５０円になりましたが、残念ながら福知山線経由と比べてもまだ５０円高くなっています。

しかし、この料金は通常期での計算です。

お盆や年末年始などの繁忙期は指定席料金が高くなりますから、指定席特急料金は２４５０円になるんです。

この場合は、半額になった指定席特急料金は１２２０円（１０円未満切り捨て）になって、その結果は山陰本線で京都を経由して新幹線を利用すると合計５７５０円で、福知山線で大阪を経由した場合の合計５８００円に比べて、５０円だけですが安くなるんです。

所要時間は乗り換え時間を含めても３時間２分と、福知山線経由よりも１０分以上早く着くんです。

特に新幹線は、京都と新大阪には全ての営業列車が停車しますし、最短３分毎に次の列車が来るので、新快速の１５分毎よりも便利に使うことができますよ。

その所要時間はわずか１３分ですから、荷物を持ちながらデッキに立っても耐えていられる時間です。（笑）

どうです？

鉄オタだからこそ知っている北近畿ビッグＸネットワークの不思議な特急料金と所要時間の関係。

興味のある方は、上手に使い分けて、お得に便利に、北近畿方面の特急を活用してみてください。

ちなみに…伊丹～但馬を飛行機で行くと、ＪＡＬの先得で７６００円くらいで、所要時間は３５分です。

【速報】トワイライトエクスプレス瑞風がコース変更して運行

この度の平成３０年７月豪雨の影響で、トワイライトエクスプレス瑞風はコースを変更して運行されます。

７月１８日（水）・１９日（木）・２０日（金）の山陽・山陰コース（周遊）は、山陽本線を通らず、山陰本線のみを走行するコースに変更されます。

具体的には、１日目が山陰コース（下り）の１日目の行程で運行し、浜田で折り返しをして、２日目と３日目は通常の行程で運行されます。

そして、８月１日（水）・２日（木）の山陽コース（下り）は、山陰コース（下り）に振り替えて運行されます。

豪雨の影響はいつまで続くのか判りませんが、８月３日以降の運行計画は、別途のリリースがある模様です。

北近畿ビッグＸネットワークの不思議な所要時間

このネットワークの不思議な料金については、すでにご紹介しました。

福知山から新大阪に向かう場合、山陰本線での京都経由は距離的には遠回りなんですが、その方が乗車運賃と特急料金との合計が安いというコトが解っていただけましたね。

でも、いくらきっぷが安くても、所要時間が長くては、その意味は半減してしまいます。

ところが、調べてみると驚くべき事実が判るのです。

福知山から新大阪までの所要時間を、福知山線経由と山陰本線経由とで比べてみたいと思います。

ご紹介したとおり、福知山で相互に乗り換えることができるダイヤなので、比較は非常に簡単です。

一番説明しやすい列車を例にしてみましょう。

福知山を１７時５９分に発車する特急こうのとり２４号は、新大阪に１９時４４分に到着し、その所要時間は１時間４５分です。

ほぼ同時刻となる１７時４９分に福知山を発車する特急きのさき２０号は、京都に１９時０８分に到着しますので、所要時間は１時間１９分。

６分間の待ち合わせで１９時１４分発の新快速に乗ると、新大阪に１９時３７分に到着し、新快速の所要時間は２３分なんです。

山陰本線で京都を経由しても、トータルで所要時間は１時間４８分と３分間しか違いません。

しかも、そのうちの６分間は乗り換え時間ですから、実際の乗車時間は３分短いという計算になります。

他の時間帯の各列車も、何分間かの違いこそあれ、ほぼ同じような状況です。

これって意外でしょう？（笑）

京都での乗り換えが苦痛でないのであれば、山陰本線経由の方が１００円安く行けて、時間は３分しか違わないワケです。

帰省や行楽シーズンで目的の列車が満席の場合、この別ルートなら座席が残っている場合がありますから、上手に使い分けていただくと便利かもしれませんね。

実は、この北近畿ビッグＸネットワークには、もうひとつとっておきの不思議な特急料金のネタがあるので、次回にご紹介しましょう。

この続きは、また今度のお話に。

北近畿ビッグＸネットワークの不思議な特急料金

北近畿ビッグＸネットワークって、ご存知ですか？

鉄オタなら知っていても、一般人は何のことやら解りませんよねぇ。

ＪＲ西日本で、北近畿方面に向かう京都口、新大阪口の特急列車のネットワークなんですが、福知山駅で交差して、天橋立方面と城崎温泉方面に延びる系統図がアルファベットのＸの形になることから、こういうネーミングがされたようです。

本来なら特急列車を乗り換えると、列車毎に特急券を購入する必要があるのですが、福知山駅で乗り換えてもひとつの列車としてみなされ、通算距離の特急料金で計算される特例措置が行われます。

ところで、福知山駅から新大阪駅に向かう場合、あなたならどのルートで向かいますか？

福知山線で大阪を経由して新大阪に行こう・・・と発想するのが一般的ですよね。

距離は１１８ｋｍで、乗車券は１９４０円、指定席特急券が通常期１９２０円で、合計３８６０円が必要です。

さて、同じく福知山駅から乗車しても、別ルートの山陰本線で京都を経由して新大阪に向かった場合はどうでしょう。

距離は１２７．５ｋｍと少々長く、乗車券は２２７０円ですが、指定席特急券は京都までなら１００ｋｍ以内で１４９０円、後は新快速で行けば乗車券のみでＯＫなので、合計３７６０円で行けるんです。

そうなんです。総距離は長くても、特急乗車区間が短いので、トータルでは安く新大阪に行けるんですね。

これって意外でしょう？

北近畿ビッグＸネットワークでは、福知山駅で京都口と新大阪口の特急が相互に乗り換えられるように、ほぼ同時刻に入線して発車しますが、京都行きの特急に乗った方がお得ってワケですね。

確かに料金は安いけど、到着までに時間がかかるんじゃないの？

そんな疑問に、次回はお答えしましょう。

この続きは、また今度のお話に。

謎のホテルチェーンからのゴールド会員カードが届いた

ウチに届いたスイスからの国際郵便。

今までの例に漏れず、やっぱりホテルチェーンからの郵便物でした。

だいたいユニセフや国際赤十字だと、ハッキリそれと判るようなロゴマークがあるんですが、今回の封筒は文字のみです。

その文字そのものがロゴなんでしょうけどね。

でも、Ｒａｄｉｓｓｏｎ Ｒｅｗａｒｄｓって聞いたことないなぁ・・・。

こんなトコ、申し込んだっけかなぁ・・・？

謎のホテルチェーンのゴールド会員のカードが届いたんです。

アメックスのプラチナカードの特典で取得できるカ―ルソン レジドール ホテルズのクラブ・カ―ルソンの会員資格は、かなり以前に申し込んだ覚えがあったけど、結局、何にも来なかったしなぁ・・・と思っていると、どうやら申し込んだそのクラブ・カールソンの後継組織のようで、忘れた頃にやってきたんですね。

これで、ヒルトン・オナーズのゴールド会員、スターウッドプリファードゲストのゴールド会員、シャングリ・ラ ゴールデンサークルの ジェイド会員に続いて４つ目の特典取得なんですが、ＳＩＯＵＸは海外旅行をしないので、ヒルトンかＳＰＧの会員資格以外は、まず使うことはないんでしょうね、きっと。

取り敢えずいただけるものはいただいたって感じですが、何年か後には海外旅行に何回も行くようなことになったら、活用させていただきたいと思います。