昨年の12月に切り替え申請をしていたアメックスのメタル製プラチナカードが届きました。
申請時に書留便を希望していたので、ちゃんと簡易書留で届きましたよ。
書留便の希望の意思を示さない場合は、アメックスらしさに満ちた普通便で送られてくる様子です。(笑)
梱包を開けると、中には宛先とカードの設定を印字した送り状と化粧箱が入っていました。
化粧箱の蓋を開くと、メタル製カードが窪みにはめ込まれてセットされています。
パッと見の色合いが、ちょっと色味があって有彩風だなぁ…と感じました。
写真では正確な色表現ができませんが、銅と真鍮の中間のような色合いをさらに薄くした感じです。
今までのプラスチック製カードの色の方が無彩的な白金風の色合いだったので、メタル製カードにすることで高級感を出そうとしたものの、メタル製であるが故に本物のプラチナ色ではない感じが増したような気がします。
これなら、いっそのことプラチナ色に近づけるのを諦めた方が賢明だと思いますけどね。
カード本体を手に取ると、重みと冷やかな感触で、メタル製であると感じ取ることができます。
カードの表面がやけにスッキリしていると思ったら、カード番号がうら面にだけ記してあるんですね。
クレジットカードと言えば、この番号こそが一番大事なものだと思うのは、カーボン複写式伝票で利用明細を作成していた昭和の時代の経験者だからでしょうか…。
今や磁気ストライプの時代も終わろうとしており、アメックスでもICチップが採用されている時代ですもんね。
今まではICチップの組み込まれていないプラスチック製カードだったので、いよいよ暗証番号を設定しなくてはならなくなってしまいました。
化粧箱は二重底になっていて、リボンを引っ張ると底蓋が開けやすくなっています。
底面からはあいさつ状やパンフレット、小冊子などが納められており、セカンドカードの申込書も入っていました。
SIOUXは既に発行してもらっているので不要ですが、セカンドカードはメタル製ではなくてプラスチック製のカードになると説明されています。
カード製造のコスト的な面からの理由なのかもしれませんが、Webを徘徊するとメタル製カードの読み取り不具合も報告されている様子なので、プラスチック製のセカンドカードはその際の救済用カードとしても機能しそうですね。
説明を読んでいると、有効期限が到来して無効となった場合、今まではハサミで切断する自己処理でOKだったんですが、メタル製カードは返信用封筒で返送しなければならないという手間が増えています。
これはちょっと面倒な気がしますが、廃棄物を製造者責任で引き取り処分してくれるのは、とてもありがたいと思います。
今や複数のクレジットカードを持つのは当たり前の時代になりました。
だからこそ、いざ支払いという場面で、財布の中の何枚かのクレジットカードから選ばれて差し出される…。
つまり決済時に使用してもらえるクレジットカードとして特徴を出すという努力をしないと、単に申し込み、発行されただけで、財布に眠ってしまう無決済のクレジットカードでは、カード業界で生き抜いていけないのかもしれませんね。
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