本日のトワイライトエクスプレス瑞風 山陰コース（下り）

トワイライトエクスプレス瑞風の山陰コース（下り）の楽しみ、それは、京都丹後鉄道（丹鉄）の丹後の海（ＫＴＲ８０００形）との並走バトルです。

福知山駅から豊岡方面に向かう場合、約３ｋｍもの丹鉄との単線並行区間があります。

この区間で、瑞風と丹後の海との並走バトルが見られるのです。

トワイライトエクスプレス瑞風が福知山駅を発車するのは、１２時５２分。

丹後の海で運用される特急たんごリレー３号は、１２時５３分に発車します。

時刻表上は１分の差の発車ですが、実際は３０秒ほどの差しかありません。

しかも、トワイライトエクスプレス瑞風は、制限４５ｋｍ／ｈの分岐を渡る必要があり、発車後にフル加速はできません。

さらに、１０輌編成のトワイライトエクスプレス瑞風は、動力車が４輌だけで、あとの６輌は動力のない付随車なので、その加速は穏やかです。

対して、丹後の海は、２輌編成の２輌ともが動力車です。

１輌あたり２基のエンジンを積み、１基で１台車を駆動するため、全台車が駆動輪という仕様なので、加速性能は優れています。

このため、以前から、後から発車する丹後の海が、トワイライトエクスプレス瑞風を追い駆け、追い着き、追い抜いて、ぶっちぎりで置いて行く場面もあったほどでした。

ところが今日は、なぜか丹後の海が大幅に遅れて発車した様子で、かなり後方から追い上げては来ましたが、追い着くことはできませんでした。

つまり、残念ながら、並走バトルは見られなかったという結末。（泣）

目の前を通り過ぎる時間の差は、約４０秒でした。

本当は、こうなるという目論見だったんですが･･･ね。

ま、今までにも、こんなことはありましたから、また次の機会に期待しましょう。