SFCダイナースプレミアムカードをSFCとダイナースプレミアムとに分ける(その4)
初度の目的であるプロパーカードを新規発行したことで、提携カードの状態を脱して、いよいよふたつ目の目的であるコンパニオンカードを発行することが可能なカードを持つ状況になりました。
今回はプロパーカードの新規発行の申込書と、コンパニオンカードの付帯発行の申込書が兼用でしたので、一気に両方のカードが届きました。
コンパニオンカードは、マスターカードの最上位グレードであるワールドエリートです。
今まで日本においては、マスターカードのワールドエリートを発行しているカード会社といえば、ラグジュアリーカードが唯一1社のみでしたが、ここにきて三井住友トラストクラブが発行を始めたので、独壇場では無くなりました。
ダイナースクラブといえば、世界で初めてのクレジットカードとしての威厳があるため、そのステータス性はかなり高いものと認識されていますが、肝心のカード会社の運営という視点で見る限り上手くありませんでした。
経営不振から、シティーバンクグループに買収され、さらに三井信託銀行グループに再度買収されるというありさまで、ブランドイメージだけが売られ、買われているという状況です。
現在の発行権を有する三井住友トラストクラブは、ダイナースクラブのブランドは得たものの、決済可能な加盟店数が絶対数的に少ないため、そこにテコ入れする手法として、コンパニオンカードを打ち出したのだと考えています。
世界最大のネットワークを有するマスターカードの加盟店で決済可能なカードとなり、ブランドイメージと合わせれば鬼に金棒です。
結局、体裁はダイナースクラブのプレミアムカードが本体で、マスターカードのワールドエリートが付帯なのですが、実態はマスターカードが本体で、ダイナースクラブが付帯なのだろうと考えます。
だからこそ、ダイナースプレミアムをインビテーション対応で発行するという口実であっても、決済能力を推し量るための収入審査がマスターカードの新規発行のために行われたのだろうと推測しています。
憧れのダイナースクラブを悪く言うのは心苦しいですが、決済用カードがマスターカード、ベネフィット用カードがダイナースクラブというのが現実だと思われます。
ま、それでも消滅せずに存続していてくれるだけ、ありがたいと思わなければいけませんね。
さて、次は3つ目の目的である、分離したスーパーフライヤーズカード(SFC)を入手する順番です。
この続きは、また今度のお話に。






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