さよならMF103 京都丹後鉄道(丹鉄)のMF103号機が退役、廃車・解体されました。
つい先日の2月6日にMF201号機が解体されたばかりなのに、ひと月も経たないうちに今度はMF103号機が退役、廃車・解体されました。
でも、今回はいきなりではなく、ゆっくりと事態が進んできた経緯があるため、心の準備はできていました。
先週の2月20日には福知山運転所の整備用建屋に入り、屋内で残存車輌の修繕のための流用部品を取り外していると思われる様子が覗えました。
翌週22日には、もう前照灯が外されていて、いよいよ終焉の時が来たことを実感したのでした。
翌日23日には、あの解体場所に移動されていました。
この場所に置かれると、解体が始まるんです。
でも、即座に解体が始まるかと思いきや、さらに翌日の24日もいくらかの部品を取り外されただけの様子でした。
実際に解体が始まったのは、2月25日からでした。
この日からは本格的な作業で一気に進み、窓、椅子などが外され、クーラーが吊り上げられ、夕方には屋根の半分が切り取られました。
さらに翌日の26日には雨の降る中、もう半分の屋根が吊り上げられ、だんだんとMF103の姿が無くなっていきます。
こうして、MF103の姿は消えていきました。
新型のKTR300形の4輌目が導入され、古参のMF形の4輌目の解体となりました。
32年と半年余り、旅客輸送という任務で沿線住民の生活を支え続け、ここまで走ってきたMF103。
長い間、ありがとう。
そして、お疲れさまでした。
さよなら MF103
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