昨日のトワイライトエクスプレス瑞風 山陽・山陰コース（周遊）乗務員訓練・試運転

先週に続いて、今週もトワイライトエクスプレス瑞風が走って来てくれました。

昨年は桜の花が咲く時期には、新型コロナの影響で運休となってしまって、とても残念でした。

今年も危ぶまれましたが、延期となっていた試運転のスケジュールが、ちょうど桜の花が咲く時期に再開となったおかげで、沿線各地では良いタイミングで桜の花をフレームに入れた映像が紹介されています。

この辺りでは、先週ではまだ早すぎた感がありましたが、今週はちょうど良いタイミングでした。

日当たりの良い場所の桜は散り始め、山影の場所の桜は８分咲きくらいになっています。

ただ、いつも撮影している界隈は、京都方面へ向かうトワイライトエクスプレス瑞風が通過する時間帯に順光となる撮影場所は限られているうえに、桜をフレームに入れられる撮影場所となると、かなり限定的です。

こうして考えると、瑞風のような非定期列車の運行日に、ちょうど桜がきれいに咲いていて、雨や曇りではなく晴れていて、雲に邪魔されることなく陽が射している時に順光で撮影ができるなんて、幸運が重ならないと得られないタイミングですよね。

今回は、桜が咲いたら撮ろうと心に決めていた撮影場所で待ち構えました。

桜の見ごろの読みが外れ、この日はひとつ手前の安栖里駅に立つ枝垂れ桜がきれいな８分咲きで、ホーム脇の桜も散り始めていて見応えがあるんですが、逆光となるロケーションであるのと、今回のこの場所での撮影を温存するため、すでに３月２３日に早々と撮ってしまっていたのです。

というワケで、当初の予定どおり、心に決めたこの場所にやって来ました。

ここの桜は山の端なので勢いはいまひとつ、あと２～３日すれば華やかなのでしょうが、そんな日には瑞風はやって来ません。

逆サイドから撮ったほうが景色は良いのですが、逆光となり車体の側面は影になってしまいます。

順光で狙うためには、ココしかないのです。

あとは、瑞風がやって来るタイミングで太陽が雲に隠れないことを祈るばかりです。

運を天に任せた結果は･･･、瑞風が来る前に雲の影になってしまいましたが、直前に陽射しが少し回復して、まぁまぁ納得の条件で撮影ができました。

１年のうちで数少ない機会を得られたことに感謝をしながら、機材を撤収しました。

今後は山陽コースの試運転を残すのみとなったのではないかと思いますので、次の撮影は再開された営業運転の姿ということになるでしょう。