昨日のトワイライトエクスプレス瑞風 山陽・山陰コース（周遊）

周遊コースとしては、営業運転再開後の第１便となるトワイライトエクスプレス瑞風。

瑞風がやって来る時に紫陽花が咲いているのは、年に１～２度の限られたチャンスですから、紫陽花とコラボした映像にしようと意気込んで出向きました。

前々から紫陽花と撮るならココかな･･･と狙っていた吉尾沢橋りょうには、瑞風がやって来る１時間半前に着きました。

既にカメラを持った方が１人いらっしゃったので、その方の立ち位置を聞き、撮影の邪魔にならない位置にビデオカメラを設置して、入念に画角を確認して、万全の準備で待ち構えました。

ココはあまり多くの車は通りませんが、踏切の直前のロケーションであるため、万一、踏切で車が並んでしまった場合には撮影自体が失敗に終わる可能性もあります。

そこで、今回は念のため予備のカメラを用意し、踏切で車が並んでも問題がない位置にもセッティングしましたが、そこには目的の紫陽花はありませんから、殺風景で無機質な映像となってしまいました。

果たして、いよいよ瑞風がやって来る時刻のわずか３分前。

突然、踏切の脇に車が止まり、オジサンが撮影中のカメラの目の前に脚立を置きました。

しかも見通しの悪いカーブの途中、道路の走行部分に･･･です。

このコロナ禍に、近くに人が居るにもかかわらずマスクも着けないような配慮の無いオジサンに、面と向かって話をするような危険な真似はしたくもありません。

その場を諦めて譲り、別の場所に慌てて再セッティングして、撮影を再開しました。

するとどうでしょう。

そのオジサンは、自分のカメラのシャッターを切ると、平然とこちらが撮影中のカメラの前を横切って、一言も言わずに行ってしまったのです。

世の中には、配慮の足らないような無礼な人を時々見かけますが、これほどまでに図々しく、失礼なオジサンには出会ったことがありませんでした。

本当に悲しい出来事でした。

で、結局、予備用のカメラで撮った映像を編集して公開したのですが、紫陽花が映っていなくて殺風景で納得できなかったので、その経緯も判るように編集した紫陽花とのコラボ映像を作成したというワケなのでした。