一昨日のトワイライトエクスプレス瑞風 送り込み回送・乗務員訓練（その１）

緊急事態宣言の解除に伴い運行が再開されたトワイライトエクスプレス瑞風。

山陽コース（下り）が再開初便でしたが、ついに山陰にも姿を見せてくれました。

営業運転は山陰コース（上り）からなのですが、車輌の送り込みをするために山陰コース（下り）のダイヤを利用して回送されました。

山陰コース（下り）の初便以降は立ち寄り観光地が城崎温泉から香住に変更されるため、その乗務員訓練としてのシミュレーション運行を兼ねて回送されたものと思われます。

長らくの間、手元の過去に撮影した映像で凌いできましたが、これで新たな映像を撮ることができて、ホッとひと安心です。

今回の撮影地は、事前に所用があったため選択肢が少なく、定番の立木駅と第四下原踏切となりました。

立木駅に着いたのがトワイライトエクスプレス瑞風がやって来る約３０分前だったので、大急ぎでカメラをセッティング。

カメラのテストをする暇はありませんでした。

久しぶりに見るトワイライトエクスプレス瑞風の雄姿は、目を奪われるほど凛々しく見え、カメラのフォーカス画面を見ることを忘れてしまうほどでした。

自分自身、トワイライトエクスプレス瑞風が好きなんだということを再確認した瞬間でした。

今回は営業運転ではなくて訓練を兼ねた回送であるため、乗客ではなく関係者が乗車をされていると思われるので、普段よりも大胆に車内を覗い、５号車のサロン・ドゥ・ルゥエストの窓際に並んでいるグラスや、６号車のダイナープレヤデスのキッチンの様子を撮らせていただきました。

相変わらずの空待避で、対向する列車の交換が無いままの運転停車の後、信号が青に変わると静々と発車して行きました。

さて、この後は山家駅での長時間停車を利用して第四下原踏切へ先回りです。

そこには、素晴らしい景色が待っていました。

この続きは、また今度のお話に。