一昨日のトワイライトエクスプレス瑞風 山陽・山陰コース（周遊）

１年のうちで日の入り時刻が１番早くになる１２月の初め、いわゆる冬至１０日前と言われる釣瓶落としの時季です。

１日のうちで陽が出ている時間が１番短いのは冬至ですが、日の入り時刻が１番早いのは１２月の初め頃、日の出時刻が１番遅いのは１月初旬なのです。

つまり、今回のトワイライトエクスプレス瑞風の運行日が、１年のうちで高度が最も低い位置にある夕陽に照らされるんです。

過去にも、日没ギリギリの陽光を浴びて輝きながら駆け抜けて行くトワイライトエクスプレス瑞風の動画を公開したことがありました。

そんな経験もあって、今回のトワイライトエクスプレス瑞風を撮る場所は、迷わずに質美川橋りょうで撮影すると決めていました。

この日はオマケに良く晴れてくれたので、陽光を浴びて瑞風のメタリックな車体が見事に輝いてくれました。

以前の山陽・山陰コース（周遊）は、もう１時間ぐらい遅い時刻に通過していたんですが、現在は山陰コース（上り）と同じ時間帯に統一されてしまいました。

本音を言うと、以前のようにあと１時間くらい遅い時刻に通過してくれると、理想的な夕暮れを駆け抜ける姿を撮ることができるんですけどね･･･。

以前の時刻なら、山の稜線に夕陽が沈んだ後から暗くなるまでのトワイライトタイム、列車の名のとおりトワイライトな時間帯の瑞風が撮れるんですが、通過時刻が１時間も早い時刻に変更になってしまったので、こればかりは仕方がないですね。

もう以前の時間帯のトワイライトエクスプレス瑞風は撮れないワケですから、先に公開した動画は貴重な映像になってしまいました。