京都丹後鉄道(丹鉄)新型 KTR300形のラス番 305号機は赤鬼でした
この数年、京都丹後鉄道(丹鉄)の宮福線での運用を担っている車輌の老朽化に伴う更新が進められてきました。
この路線の前身は宮福鉄道で、MF100形とMF200形が北近畿タンゴ鉄道に受け継がれ、運営を京都丹後鉄道に託して、現在まで走ってきました。
車齢は30年を超えていて、既に6輌のうち4輌が退役し、廃車・解体されています。
そのMF形の2形式を更新するため、新型車輌であるKTR300形が導入され、昨年までにKTR301~304号機の4輌が導入済みです。
一連の導入計画では、今回のKTR305号機が最終の車輌となっていて、その搬入が2月26日に与謝野駅で行われて納車されました。
旧形式のMF形は、100形が千歳緑の車体色で4輌、200形が鳶赤色で2輌の6輌体制でしたが、新形式のKTR300形は、鳶赤色=赤鬼が3輌、千歳緑=蒼鬼が2輌の5輌体制で更新完了となりました。
運用に関しては、JR車輌の借り入れなどでやりくりができるということなのでしょう。
次回のダイヤ改正で、宮福線ではMF形の定期運用が無くなってしまうようです。
こうなると、残ったMF101・102号機の行く末が心配になってきますね。
形式名がMF形からKTR形に変わっても、100形・200形の流れを受け継いで300形という番号を採用されたことが、前形式への敬意の表れということなのでしょう。







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