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2022年10月28日 (金)

さよならKTR001形 京都丹後鉄道(丹鉄)のタンゴエクスプローラー第1編成が廃車・解体

とうとうタンゴエクスプローラー第1編成KTR001形)は、3輌全て車輌廃車解体終わり、ついに廃形式となりました。

登場以来車輛を保有する北近畿タンゴ鉄道エースとして、30年余り長きに渡り活躍をしてきました。

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最初京都口山陰特急として旧あさしお1号ルートを継承して舞鶴線・宮津線経由一部宮福線経由)で運行され、大阪口山陰特急として宮福線直通ルート運行されました。

一時期は、第1編成のKTR001形第2編成のKTR011形連結され、6輌編成見応えのある重連運用がされた時期もありました。

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その後JR直通乗り入れ役目を終えるものの、京都丹後鉄道線内完結特急たんごリレー号としても活躍しました。

しかし晩年は、煌びやか観光特急ハイデッカー構造仇となり非バリアフリー仕様のため定期列車としての運用が控えられたことから、運用の機会少なくなっていきます。

また、洗面・トイレ中間車KTR002号機集約されているため、洗面・トイレ装備しない仕様KTR001号機+KTR003号機先頭車のみという2輌編成短縮して運用することができず運用コスト縮減できなかったことも、運用機会少なくなる要因のひとつだったと考えられます。

運用機会減るということは、当然ながら走行距離伸びないということですから、連動して点検・整備などのメンテナンス機会少なくなり、留置線単に留置される状態長く続く結果となりました。

KTR8000形1編成検査のために後藤入場するタイミング繁忙期運用される場合には、残るKTR8000形全4編成運用に就くことになるので、その場合のみ予備車として扱われ予備車の予備車という位置付けでしたが、故障の度第1編成から部品を流用して第2編成性能を維持する手法によって、第1編成走行不能陥っていました。

結局第2編成特急たんごリレー号代走運用起用される機会稀に見られたものの、2編成とも西舞鶴運転所片隅寂しく朽ちていく姿晒してしまう結果となって、多くのファン嘆き悲しまれました。

しかし、その朽ちた姿でも、なお親しみ愛されているタンゴエクスプローラーでしたが、とうとう第1編成KTR001形解体されることが現実なってしまいました。

この悲報を知った多くのファンが、西舞鶴運転所留置線解体される様子を見つつお別れをするために訪れていました。

第三セクターの中でも、一際煌びやかデビューだったことが印象的タンゴエクスプローラーでしたが、こんなにも寂しい最期迎えることとなったのは非常に残念に思います。

残され第2編成KTR011形は、この先どのような処遇待っているのでしょうか。

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