今年になって、初めての撮影です。
先週の金曜日の山陽・山陰コース(周遊)の時は、勤務でしたので撮りに行くことができませんでしたし、さらに翌日の土曜日は、金曜日に起こった運転台の窓ガラス破損で運休になったため、ようやく巡ってきた撮影のチャンスなのでした。
久しぶりの撮影だし、今後は月に数回という運行頻度の低下で撮影の機会に恵まれ難いので、失敗しないような撮影地選びをしました。
選んだのは山陰本線下山駅近くの質美川橋りょうです。
ここは、この時期の夕方16時ごろの陽光にはピッタリの向きで、しかも架線柱は線路の向こう側で邪魔にならない位置なので、撮影には申し分のない適合地です。
それに、比較的視界も広く、7両編成の特急でも広角で概ねカバーできるほどです。
さらに、旧橋脚が今も残っているので遺構としても興味深く、鉄橋ならではの迫力ある轟音も楽しめます。
下山駅の着発時刻は、トワイライトエクスプレス瑞風の運行情報のWebページで確認できるので便利ですしね。
その公表された時刻に違わず、下山駅を前にして減速しながら渡って行くトワイライトエクスプレス瑞風は、夕方の陽光を車体に浴びて輝いていました。
歯車のマークをクリックして設定を変更すると、赤青メガネ用立体表示や通常の2D表示に切り替えができます。
さて、下山駅で下りの特急はしだて7号と交換するために5分間の運転停車する間に、次の撮影地の高屋川橋りょうに移動しましょう。
谷を車で駆け上がり、下山駅に停車中のトワイライトエクスプレス瑞風を横目に見ながら通り過ぎて、今度は谷を下ります。
高屋川橋りょうは、餘部橋りょうに次いで高いと言われ、高さが39mなんだそうです。
しかも、コンクリート橋に更新されてしまった餘部橋りょうと違い、こちらは現役の鉄橋です。
ここにもレンガ積みの旧橋脚が残されていて興味深いので観察したいんですが、そんな時間的余裕はありません。
到着後、間もなくして特急はしだて7号が渡って行き、入れ替わりにトワイライトエクスプレス瑞風が渡って行きます。
こちらは架線柱が手前にあって少々邪魔ですが、陽光の向きは順光で申し分ありません。
歯車のマークをクリックして設定を変更すると、赤青メガネ用立体表示や通常の2D表示に切り替えができます。
質美川橋りょうと同じように車体を輝かせながら渡って行く姿は、鉄橋の轟音と高さの迫力と相まって、堂々の威厳を感じますね。
実は、この後はどうしようかと思っていたんですが、あまりに陽光の具合が良いので、もう1か所だけ撮影をすることにしました。
船岡駅で13分間の運転停車をするのを利用して、追い着いて駅撮りをしようと船岡駅に向かいます。
ところが到着してみると、駅前公園に駐車している車が多く、これはイメージするような撮影は無理だと判断しました。
咄嗟にトンネルを抜けた後の有名な直線に向かうことを考えました。
順光の夕陽を重んじ、敢えて架線柱が建っている側の道を選びます。
発車時間を思い違いして慌てましたが、さらに傾いた夕陽に照らされるトワイライトエクスプレス瑞風が撮れ、オマケ的にした撮影としては満足でした。
歯車のマークをクリックして設定を変更すると、赤青メガネ用立体表示や通常の2D表示に切り替えができます。
さあ、今年はどんな姿を撮らせてもらおうかな…。
また次回の撮影が楽しみです。
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