近年は豪華客船によるクルーズ旅行がブームですね。
空港がひとつも無いという京都ですが、国際港はちゃんと在るんですよ。
それが舞鶴西港。主に第2ふ頭、超大型船は国際ふ頭で受け入れています。
数年前から、舞鶴西港には数多くの大型客船が寄港していて、舞鶴発着のクルーズ旅行も催行されています。
舞鶴湾は、古くから優れた港として利用されてきました。
東港(東舞鶴)は、古くは海軍の軍港として発展し、現在は海上自衛隊の重要な拠点として、また北海道への新日本海フェリーの発着場として利用されています。
西港(西舞鶴)は、古くは貿易港として発展し、近代では外国産材木の水揚げなどが盛んでしたが、近年までは貿易港としては衰退し、利用の促進策が図られてきました。
そして、ここへ来て近年のクルーズ船ブーム。
早速に、それに乗っかったって感じです。(笑)
外国人にとって、日本への観光で大きな目的のひとつは、日本の古都である京都観光です。
一般的な外国人は航空機で空港から入国する人が多いんでしょうが、富裕層の外国人は船舶で港湾から入国します。
関西の国際港と言えば神戸が有名ですが、神戸港から京都市内までは約1時間。これに比べて、舞鶴西港から京都市内までは約1時間30分。
少々時間を要しますが、渋滞などの混雑が無いので、事実上のアクセスに関しては遜色がありません。
つまり、外国人観光客の京都への窓口として機能し得る港なのです。
また、日本人の豪華客船ブームに対しては、比較的にお手軽な海外旅行入門編といった海外体験ができる旅行としてお勧めです。
いきなりの海外旅行は、治安の面で不安も大きいでしょう。
その点、豪華客船の旅は、治安の面でも外国の街角に比べれば格段に安心でき、外国人との交流も楽しめて、いろいろな点で非日常の楽しい旅行となるのではないかと思います。
いつもトワイライトエクスプレス瑞風でのクルーズに憧れ、追いかけては紹介をしていますが、初度の目的として果たしたアカツキには、次は豪華客船のクルーズをも楽しみたいと思っています。

最近のコメント